近ツー元社員に逮捕状=旅行積み立て7億円詐取容疑−大阪地検(時事通信)

 旅行積み立て契約を装って、大阪市の建設会社から約7億円をだまし取った疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は21日、詐欺容疑で近畿日本ツーリスト(東京都千代田区)元社員の男(41)の逮捕状を取り、関係先を家宅捜索した。
 男は自宅から行方をくらましており、特捜部は所在をつかみ次第、逮捕する方針。
 建設会社は昨年、近ツーと元社員に計約7億円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴し、元社員を地検に告訴していた。
 訴状や捜査関係者などによると、建設会社は満期時にサービス額を上乗せした旅行券を受け取れる近ツーの旅行積み立て商品「旅したく」を契約。2006年12月から09年1月までに計7億円を振り込んだ。
 元社員は「旅行券ではなく、現金でも返還できる」などと説明。一部の解約申し出に応じ返金するなどしたが、同年2月、建設会社が問い合わせたところ、契約は架空で元社員の個人口座に振り込まれていたことが発覚したという。 

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