大久保被告と献金割り振り=西松元総務部長が証言−小沢氏秘書第2回公判・東京地裁(時事通信)

 西松建設の偽装献金事件で、政治資金規正法違反罪に問われた小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書大久保隆規被告(48)の第2回公判が13日、東京地裁(登石郁朗裁判長)で開かれた。西松側の献金担当者だった同社元総務部長(68)の証人尋問が行われ、献金について「大久保被告が前年の実績表を持参し、割り振りをどうするか打ち合わせた」と述べた。
 元部長によると、献金の打ち合わせは西松建設本社応接室で行われた。大久保被告が持参した実績表には、小沢氏側の献金の受け皿団体と西松側の支出元の一覧が書かれ、内訳をどうするか相談した。割り振り案が固まると、元部長は「社内で調整します」と同被告に告げ、会社の上司の了解を取っていたと話した。
 検察側冒頭陳述などによると、西松建設から小沢氏側にはダミーの政治団体名義などで1997年から2004年まで、毎年1500万円の献金が行われた。
 一方、弁護側は元部長と話し合って献金先を決めたことはないと主張。大久保被告は元部長から、2団体は政治団体として届け出ていると説明を受け、実体があったと認識していたとしている。 

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